在宅お役立ち情報

care-eco's magazine

2022/02/18

【みんなどうしてる?】嚥下食の作り方(3)

ご自宅でできる嚥下食、最終回です!


■圧力なべを活用する

圧力なべも使い方によっては嚥下食を美味しく作ることができます。

特に煮物は味も染みて一石二鳥です。


■デリソフター

デリソフターは、嚥下食を作るのに役立つ調理器具です。

その特徴は、「隠し包丁 × 圧力と蒸気の力 × "やわらか科学" の掛け合わせ」で、料理の見た目やおいしさはそのままで、柔らかく食べやすくしてしまう技術です。

https://gifmo.co.jp/delisofter/about


お値段は¥47,300(税込)とお安くはありませんが、手間と時間が節約でき、家族と同じものが食べられるという利点があります。

動画で使い方を紹介しています。

https://www.youtube.com/watch?v=3Z8L6YR0JDA


■とろみ剤をつかったレシピ

飲み込みの力が大きく低下すると、食べ物を細かくするだけでなくトロミも付ける必要が出てきます。

とろみ剤を作っているニュートリーという会社が公開している、嚥下食のレシピです。

https://cookpad.com/kitchen/8317383


動画もあります。

https://www.youtube.com/user/NutriOfficial


ぜひ参考にしてみてください!


以上、嚥下食の作り方についてご紹介してきました。

いかがでしたでしょうか。

食事は生きていくのに必要であるとともに、毎日のことでもあります。

体に良いだけでなく、少しでも手軽に楽しくできたら良いかなと思います。


監修:栄養ケアステーションちょぼ

<終>


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安間 章裕(アンマ アキヒロ)
日本内科学会認定総合内科専門医・日本感染症学会認定専門医
2010年 浜松医科大学医学部卒業。亀田総合病院総合診療科、感染症科での研鑽を経て、茨城で在宅医療の立ち上げを行う。その後、地元である静岡県で感染症業務、在宅医療に携わっている。