在宅お役立ち情報

care-eco's magazine

2021/10/15

在宅療養で役立つ!体調管理アプリ

在宅療養では、日々体調が変化していきます。 

日々の様子を記録することはとても大切です。


記録することで、


・変化に気付きやすくなる。

・かかりつけ医が治療方針を考える材料になる

・関わっているスタッフ(訪問看護やヘルパーなど)に日々の様子を把握してもらいやすくなる


といったメリットがあります。


しかし、よいことと分かっていても、毎日記録をつけるということはなかなか大変ですよね。


よくお見かけするのは、ノートや手帳に書き込むという方法です。

簡単ですぐできる方法ではありますが、短所としては、


・紙とペンが必要

・長い期間だとノートが溜まり保管が大変

・外出先での記録が難しい


といった点があります。


そこでオススメなのが、アプリを使った記録です。

健康に関するアプリは本当にたくさん出ていますが、特に在宅療養で使えるアプリをご紹介します。


◆血圧ノート

人気のある血圧記録のアプリです。


特徴:

・無料で使える

・カレンダーやグラフ、数値レポートなど多機能

・血圧だけでなく、体重や症状などの記録もできる


血圧だけでなく体調に関する様々なデータが記録できます。

血圧ノート:サンプル画像1 >


症状やメモ欄もあります。

血圧ノート:サンプル画像2 >


インストールはこちらから

App store >

Google Play >


◆体調メモ

血圧、脈拍、体温、体重といった基本的なデータが記録できます。

メモ機能もついており、生活の様子を記録することもできます。


特徴:

・無料で使える

・入力がカンタン

・twitterに自動で投稿する機能あり(投稿しないこともできます)



このように時系列で確認できます。

体調メモ:サンプル画像1 >


入力はダイヤル式で簡単です。

体調メモ:サンプル画像2 >


自動でグラフ化されて変化が見やすい。

体調メモ:サンプル画像3 >


インストールはこちらから

App store >


◆シンプル日記

シンプルな日記アプリです。自由度高く使えます。


特徴:

・無料で使える

・写真が貼れるため、床ずれや皮膚の異常を記録できる

・キーワードで検索できる


シンプルな入力画面です。

シンプル日記:サンプル画像 >


インストールはこちらから

App store >

Google Play >


以上、在宅療養での記録に使えそうなアプリをご紹介させて頂きました。

いかがでしたでしょうか。どれも無料ですので、まずは試しに使ってみることをおすすめします。

それぞれ特徴がありますので、ご自身に合った使いやすいアプリを選んで頂ければと思います。


<まとめ>

・在宅療養では、日々の体調の記録が大事

・記録にはアプリが使える

・「血圧ノート」は血圧だけでなく様々な記録ができ、多機能。

・「体調メモ」は入力がしやすく、グラフ化機能もある

・「シンプル日記」は自由に記載したい方や写真を貼りたい方におすすめ


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安間 章裕(アンマ アキヒロ)
日本内科学会認定総合内科専門医・日本感染症学会認定専門医
2010年 浜松医科大学医学部卒業。亀田総合病院総合診療科、感染症科での研鑽を経て、茨城で在宅医療の立ち上げを行う。その後、地元である静岡県で感染症業務、在宅医療に携わっている。